上質でたしかな家づくり。長崎県諫早市 株式会社ハウジング

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《i-works project》白い壁の原料は?

皆さんこんにちは(*^^*)
今日は《i-works project》の内壁材のお話です。

内装に使われている”ビーナスコート”の原料は、なんとマヨネーズ工場で集められる卵殻。
正確に言うと、ビーナスコートは火山灰クリームが主原料で、
バインダー(つなぎ)に卵殻が使われているそうです。
この卵殻の内側に密着している薄い膜(卵殻膜)にはコラーゲンが含まれています。

i-works projectの建築家である伊礼智さんが材料を選ぶ時の判断基準の一つが
『環境にも人の体にもいいものを使う』であり、ビーナスコートもそれに合致しています。

i-works projectでビーナスコートを標準仕様としたのは、
メンテナンス性を評価したことも大きいそうで、東日本大震災の際、
ほかの材料を用いた内装仕上げにはクラック(ひび割れ)が入っていたそうですが、
ビーナスコートについてはそうした被害がほとんどなく、
多少割れが発生してもタッチアップ剤ですぐに補修できるのだそうです。

卵殻の成分は約94%が炭酸カルシウムで、卵1個分の卵殻には7000~17000の気孔がある多孔質。
この気孔で胚(ヒヨコになる部分)の呼吸に必要な酸素を取り入れ、内部で発生した炭酸ガスを排泄。
ビーナスコートの優れた消臭機能や調湿性能はこの気孔によって発揮されています。

i-works projectでは、一時的な流行やデザインに流されず、
長い寿命と長い必要を兼ね備えた建材パーツを厳選しています。
また、住宅全体をパッケージ化したことにより難易度の高い仕事を合理化。
キッチンや洗面台、置き家具は大工と建具屋で造ることで、
空間の中に溶け込むような意匠性と将来的なメンテナンスのし易さを確保。
職人技を活かしながら、手作りの良いところと融合させています。